コロナ禍で亡くなるということ④
通夜の翌日が告別式。
通夜の夜はダンナと義弟で義母と葬儀会館のお部屋でお泊り。
この葬祭場、実は義母が生前に予約していたのよね。まだ元気だった3年ぐらい前に元職場の同僚と入会していたらしい。
その同僚の内の一人が義母が亡くなった日に携帯に電話を掛けてきた。ダンナは最初出るつもりはなかったんだけど、なんとなく出たらしい。
同僚の方も電話のやり取りはしていたけど、ここ最近、LINEの返信がなかったから気になって、、、と。電話に出なかったら、告別式にも出られなかっただろうし、なんか虫の知らせだったのかね?
義母は8人兄弟の末っ子。順番早かったよ、お義母さん、、、と、言えるような、足も悪いお姉さんお兄さんがお線香上げるって、、、、なかなかツライよなー。
義実家は、檀家かどうかはよくわからないけど、付き合いがあって。家のあちこち探したら、お寺さんの何かの法要の伝票が出てきて連絡できたんだけど、、、まあこういったことも、わからないよねー、なかなか。
実は、私も25年以上前に、子ども生まれてすぐに亡くなっていて。法要をそのお寺さんでやってもらっている。全部義実家に任せてるので、寺の名前すらわからなかったけど、苦笑 お坊さんの顔と普段は町役場の人だってことはわかってたんだけどー、笑
今回はそのお坊さんの息子が来るとのこと。通夜も告別式も無事に済んだのだが、そのお坊さんが最後にお話をして下さった。
義母の戒名についてだ。義実家の宗派では法名というらしい。このお坊さんと義母は親交があり、時々義実家に来て下さっていたようだった。義母と話をしているとすごく心が癒やされて、温かい気持ちになったとおっしゃって下さった。
そのお坊さんは法名をつけるときにはできるだけその故人の名前から一文字入れる単純なつけ方はあまりしたくないとのことだった。できればその人となりがわかる文字を入れたいと。義母の法名には月の一文字を入れて下さった。
お坊さん曰く、義母はお日様ではなく、お月さまのような、柔らかく暗闇でも周りに道筋を表すような明るさだと。
ホントにそれ!素敵。
私は嫁だが、この義母とはケンカもしたこともなく、義実家に帰りたくないと思ったこともない。本当に出来た人だと尊敬している。
先に書いたが、私が一人目の子を亡くした時も、私とダンナが元気でいてくれればそれだけでいいのよ、、、と支えてくれて。
その後も孫の催促なども決してすることなく、温かく見守ってくれた、、、
本当にお月様だったね、と娘とほっこり。
お坊さんのありがたいお話いただけて良かったです。私も義母を見習っていかないとなー。
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